このブログは、大阪港にあるホテルシーガルてんぽーざん大阪の、宿泊部スタッフのブログです。
このページを通して、私達や、当ホテルの事を知っていただければと思います。

2010/04/18

kaigan-dori

ホテル周辺の道-海岸通りも、美しい花が咲く季節となりました。桜が去りゆくかと思えば、また新たな花が私たちの目を楽しませてくれます。

当ホテルの周辺には、海遊館(ジンベエザメで有名)、サントリーミュージアム(大阪の大建築家安藤忠雄氏設計)、観覧車(日本最大級!)など、観光地としての大きな施設が数多くありますが、ここでは少し道端に目を転じて頂き、小粒ながらも個性ある場所を1か所ご紹介したいと思います。



 現在までレトロな雰囲気を漂わせている上の2つの建物。これらはホテルから50メートル程の所にある、「商船三井築港ビル」と「天満屋ビル」であります。大阪が「大大阪(だいおおさか)」と呼ばれていた今から約80年前、大阪築港は海からの玄関口として大いに栄え、数多くの船舶業者が軒を連ねていました。その名残をとどめる最後の証言者が、上のお二人という訳です。生れが昭和8年と10年でありますので、お歳は80近く。いやはやそれだけで、はなはだ脱帽であります。


そのお二人にも近年は、そのオーラに惹かれたデザイン関係のお店が数多く入っております。観光地にありながら少し道をそれてみると、とても素敵な建物が時代を見つめ続けています。

ちなみに天満屋ビルさんの2階には、ハaハaハaという魅力的なカフェが入っております。ここのハヤシライスは秀逸。仕事帰りに、時々お世話になっています。(カフェのサイトを下に表示しました。皆さんぜひ一度ご覧下さい。またホテルフロントにもパンフレットを置いております。お気軽にお声を掛けて下さい。)

ハaハaハa:http://www.tapo.jp/blog/
 
空澄み渡る今日も、カフェで腹ごしらえをした後、天保山へ登頂!・・・なんて事をしながら、海岸通りの一日は過ぎてゆきます。
しかしくれぐれも天保山にはご用心。標高4.53メートル、日本一低いとゆめゆめ侮るなかれ。それは・・・登るよりも、見つける方が難しいのです。

下は天保山山頂の写真。山頂よりも周りの公園の丘の方が高い、という有様ですので、登られる方はご注意を。ホテルからは徒歩5分程ですが、探すほうに時間がかかるかもしれません。私たちフロントの名登山家が、皆様に場所をお教え致します。

(左側の写真で真中の四角い所が、山頂の二等三角点です。)


宿泊部 嶋田
参考文献:大大阪モダン建築(青幻舎)橋爪紳也監修(2007年発行)

0 件のコメント:

コメントを投稿